より良い算数授業を求めて~4年生校内研究授業~
どうすればすべての児童に確かな学力をつけることができるか…私たちの永遠の課題です。
月曜日、4年生の算数授業を参観して、先生方みんなで学びました。
図形をあつかう内容では、1人1台の端末がとても有効です。
問題を解いた児童から、先生端末にデジタル上で提出します。すると大画面に、提出した子の解答が並んで映し出されます。先生も、児童たち自身も、学習状況が一目瞭然です。
しかし、ちゃんと発表もしてもらいます。友達の発表を聞きながら、気づいたり理解を深めたりする子が必ずいるからです。
図形に補助線を書き足して考えるような場合、タブレットPCは非常に有効です。何度でもきれいに消せるので、試行錯誤が自由にできます。それに、児童に配布する紙の節約にも。大量のプリントって、子供たちも困るものですから。
実はこの子は、ちょっと違った(すてきな)考え方をしています。「いらない図形を引き算する」という発想です。
端末上だけの学びとせず、手書きこそ重視しています。ノート指導は、児童の学力形成に欠かすことができないものだからです。
どの子も、授業の前半に習ったことを生かして、課題に食らいつきます。
悩む姿、すばらしい!これがひとつハードルを越える直前の、児童の姿です。
画面上で意思表示できるとはいえ、自分で手をあげて発表することも重視します。
みんなに語ることで、発表者の頭の中も整頓されます。もちろん聴いている子にとっても、重要な学びとなります。
「次の時間は、今日の勉強を生かして、〇〇をします」という先生の発言に、何人もの児童が「よしっ!」と口にしていました。学びが成立し、意欲が高まった証拠です。4年生児童がたくましく思えた1時間でした!
私たち教員も、鹿の子に負けないよう、学び続けます!(^^)!