いろんな人と、力を合わせて。
◆鹿谷小は児童総勢70名。学校の大小に関係なく、当然、児童一人一人それぞれが個性豊かで、ちがう存在です。
◆ちがう者同士だからこそ、相手と分かり合えたり、仲良くなったりできると、うれしいんですよね!
◆ですから、「みんなで仲よくしよう」は理想として持ち続ければいいし、持ち続けなければいけないと思うのです。
◆その時、もっとも大切な態度のひとつは「排他的にならない」ことだと私は思っています。
◆世の中では、うまく分かり合えない人たちと出会うことも、実際にあります。むしろ、それが自然かもしれません。しかし、合わないと思った人と、何かのキッカケで理解し合えることもよくあります。「昨日の敵は、今日の友」ということも普通にあります。
◆なかなか分かり合えない人と出会ったときも、私たちはどこかで折り合いをつけて、力を合わせて仕事や生活をしているものです。それが大事なんです。
◆子供たちの社会も同じです。分かり合えなかったり、すれちがったり、ウマが合わなかったり、ケンカしたり…。たとえそういったことがあっても、何とか着地点を見つけて、相手と協力して生活していける力をつけていくことは重要です。
◆合わないと思っていた相手と何かのきっかけですごく仲良くなれたとか、イヤな奴だと思っていたが一方的な誤解ですごくいい人だったとか、そんなことは山ほどあります。
◆だからこそ私は、「排他的にならない」ことが、誰かと分かり合う、協力し合う、仲良くなる入り口だと思うのです。
◆排他的におちいらなければ、きっと、より良い社会や人間関係をつくっていける…。私たち大人も、そのことを知っているはず。学校では、そういう学びも行います。
◆子供たちも、私たち周りの大人も、みんな違う人間同士。「排他的」とは対極にある生き方を、子供たちにも選んでほしいなぁと、心から思います。
◆あ、もちろん、仲良く、楽しく活動できている実態、鹿小には当たり前にありますョ~!ご心配なく!
◆「私たち大人自身が排他的な生き方をしていないか」…結局はそういう話なんですよね、私はそう思っています。…最後までお読みくださり、ありがとうございました。