「いいこと」が、実は「よくないこと」?~この頃のネットの常識~
◆こんな話を聞きました、「現実社会で良いとされていることが、ネット世界ではすべきではないこと、というケースも多い」と。ん、どういうこと???
【写真は、仲よくみんなで遊ぶ鹿の子】
<事例①>「さみしそうにしている子がいたら、声をかけよう!」・・・これは学校でも、社会でも「よい行い」の代表例。しかしネットの世界では、「さみしい。元気がない」ふりをして、善意の人が寄ってきて、声をかけてくるのを待つ悪い人がいるとのことで…。
<事例②>「誰とでも仲よくしよう」・・・これも現実社会では「いいこと」と教えられていること。しかしネットの世界では、ネット上で知り合った人と仲良くして、ひどい目にあわされることもよくある話だそうで…。
◆「ネット上の人間関係では、いったん立ち止まって、裏返してよく考えてみて、それから行動してほしい」とこの話は締めくくられていました。
◆「確かにそうだよなぁ」とは思いますが、同時に、ちょっぴりさみしい、複雑な気持ちにもなりました。
◆先日、他県で教育用タブレットの「なりすまし書き込み」が原因とみられる児童の自殺という、あってはならない事案が起きました。
◆勝山市のタブレットでは、IDやPWはランダム文字列で、本人が正確に誰かに教えない限り、「なりすまし」はできない仕組みです。児童が、先生に内緒の「秘密の書き込み」もできない設定になっています。
◆また、ネットの世界は極めて「公的な場」であることも、指導すべき最重要ポイントです。
◆この子たちの笑顔や才能を、ますます輝かせるための道具やインターネット環境であってほしいですし、子どもたちの安全を守るのは、やはり大人の役目だと思います。
【写真は、みんな仲良し笑顔の鹿の子】
◆地域や保護者の皆様、リアルの世界で、この子たちにたくさん声掛けをしてあげてくださいm(__)m。まっすぐ、かしこく育ちますように。
◆最後までお読みくださり、ありがとうございました。